七尾の市街と港内の一部 其の一


七尾の市街と港内の一部 其の二
昭和7年ころに七尾町役場から発行された「七尾港」という2枚セットの絵葉書のうちの1枚で、「七尾の市街と港内の一部」と題がついているものです。昭和2年(1927)年に七尾港が第二種重要港湾に指定され、この写真の当時は、大規模な七尾港修築工事の真っ只中でした。
上部分は矢田町方面から撮影した七尾町の市街地で、手前はちょうど七尾町の東のはずれ、郡町付近になります。霊泉寺や、その脇のかつて御坊町と呼ばれた通りの4か寺の屋根が見えます。下部分は、まだ埋立が進んでいない港湾部の写真です。海岸線に倉庫や造船所らしき建物が並んでいるのが見えます。左側はまだ空き地が目立ち、現在のどのあたりなのか見当がつきません。
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