七尾セメント
北日本産業の王座 七尾セメント製造工場と書かれた絵葉書です。津向町の大杉崎、現在住友セメントがある場所です。大正15年富山市の樋口修三が石動山の石灰石を利用して七尾セメント株式会社を設立しました。確か鉄道の引入れ線があったので鉄道を利用して石灰石を運搬したのだと思いますが、あるお年寄りからおもしろい話を聞きました。なんと石動山から津向までケーブルカーのようなもので石灰石を運搬していた時期があるそうです。奇想天外なアイディアですが実際の話です。時々、空から石灰石が降ってきたとか。写真は昭和30年ころのもの。












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