能登鉄道沿線案内・大鳥瞰図
羽咋から三明まで運行していた能登鉄道三明線の沿線案内・大鳥瞰図。
現在も運行している「のと鉄道」と名前は似ていますが別の鉄道です。能登鉄道は大正11年に西は羽咋を基点に現在の志賀町を通って更には輪島まで、東は山を越えて氷見までの路線をつくろうという願いのもとに設立されました。羽咋-能登高浜間が大正14(1925年)年3月3日に開通、昭和2年(1927年)6月30に能登高浜-三明間が開通して路線が出来あがりました。ところが、能登金剛など景勝地の多い富来への延長は思うようにいかず、氷見へも延ばせず、計画が中途で頓挫してしまった路線となりました。昭和18年(1943年)に北陸鉄道に合併され、北陸鉄道能登線となりました。一ノ宮気多大社・柴垣海水浴場などの観光地を擁す正月と夏場はにぎわいましたが、過疎化地域のため赤字がふくらむ一方で、昭和47年6月24日に廃線となっています。現在では、元の線路道がサイクリングロードとして整備されているようです。
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三明線については、こちらのサイトがオススメです。→ 石川の鉄道 懐かしの写真館 http://ba1141.hp.infoseek.co.jp/29noto.html















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